stepmaniaの譜面をちまちまと作り続けていて、現在50曲200譜面以上になり、そろそろDP譜面にも手を出そうかなーと考えているわけですが、DPが出来るようなコントローラーも無いし、かと言って賃貸の我が家でマットでドコドコするわけにもいかず。
現状DP譜面を作ってもそれをプレイ出来るのが一軒家である実家に帰った時ぐらい。
自宅でもDP譜面をテストプレイ出来る環境が欲しい!ということでDPも出来る手プレイ用のコントローラーを作ったお話です。
ちなみに今まではPS2用のキッズステーションコントローラー(
こんなやつ)を使っていました。
これを二つ並べてDPも出来なくは無いのですが
・ボタンが固くてゴリラ仕様
・その割に反応があまり良くない
・音がうるさい
・PS2→USB変換コンバーターを2つ使うので配線が鬱陶しくなる
・サイズがでかい
等々の問題あり。
音の大きさが特に問題で、足18クラスの発狂をやろうものならバコバコバコ!と大きな音を立ててコントローラーがぴょんぴょんします。
用意するもの
・天板
DIY用の棚板を使用 3面に面取り加工有
300×200×15mm \498
・枠
塗装済み杉
280×60×25mmを2つと140×60×25mmを2つ 計\556
・底板
MDF材
300×200×5mm \108
・天板固定用の角材
天板の裏につけて天板がずれないようにする為に使用
900×5×5mm \98
・ボタン
三和電子ハメ込み式押しボタン30φ×11
格ゲーとかでよく使われている丸ボタン 送料込みで \2903
・基盤
SODIAL 2 x ゼロ遅延アーケードUSBエンコーダーPCジョイスティック5PINジョイスティック&2.8Mのボタン
ファストン端子付きで配線のはんだ付けも不要なので便利
タイトルにボタンと書いていますがボタンは付属しません
2個セット送料込みで \1786
他必要な工具等
・電動ドリルドライバー
・木工用ドリル 20㎜(下穴用) 30㎜
・鋸
・木工用ボンド
・木ネジ
・定規
・紙やすり 今回は50番と120番を使用
材料費合計\5949
木材関係はコーナンで揃えDIYコーナーで制作しました。
レンタル工具も一通り揃っていて丸ノコなんかも無料で借りれるので工具を持っていない方におすすめです。
電動ドリルドライバーは有料ですが300円で借りられます。安物の電動ドリルでの穴あけは(トルクが足りずに煙を吹くので)やめようね!(1敗)
・枠制作
天板に穴を空けます。
寸法を決めて線を引き、20㎜のドリルで下穴を空けてから30㎜のドリルをぶちこみます。ボタン間隔は7㎜。
若干割れたけどプレイに支障はないのでへーきへーき。
縦幅が足りなくなったのでスタートやセレクトボタンを急遽横に移動。
良い子のみんなはドリルで穴を空けるときは当て木を使いましょう。
枠を組み立てます。
横は木ネジで、底板はボンドで取り付け。
枠上部にコードを通すための穴を鋸で空けます。
天板の裏に角材をボンドでつけ、天板がずれないようにします。
蝶番を使うとプレイ中ガチャガチャうるさそうなのでこの方法を取っています。
こちらもコードを通すための穴を空けます。
仮組してボタンをつけてみる。結構いい感じ。
寸法間違えて底板が出っ張っているので後で切ります。MDF材だからカッターでいけるやろ(適当)
基盤に配線をしていきます。
基盤は中国からの発送で注文してから8日後に到着。
薄めのプチプチで包んでいるだけの梱包でした。
レビューで端子が折れていたなんてのも見かけましたが全て無事で一安心。
中身はこんな感じ。5芯のケーブルもありましたが今回使用しないので除外しています。
基盤拡大画像。
左上の端子がUSBケーブル、下の端子たちがボタンからの配線を差し込む箇所。知らんけど。
まずは基盤が正常に使えるかのテスト。
こんな感じで簡単に接続出来ます。
値段も1つ900円ぐらいで安物PC用コントローラーと大差もなく、基盤へのはんだ付けの手間も無いので楽ちん。
無事動作したのでボタンを基盤に繋いでいきます。
当初は基盤を底板に固定する予定でしたが、ボタンからのケーブルが短くて天板を持ち上げた時に基盤も浮き上がるのでそのままにしておきます。
なんやかんやありまして完成!
早速プレイしてみる。
いいゾ~これ。
危惧していた遅延や同時押しも問題無し。
使用してみた感想
・ボタンのあそびがやや大きく遅パフェ遅グレが多くなった。多分慣れれば大丈夫。
・指二本プレイだとボタンがやや小く感じる。捻りでたまにちゃんと押せないことがあったり。捻りは慣れれば大丈夫だろうけど16分縦連をスイッチで取ったりは厳しそう。
・音が多少うるさい。強く叩くとバチンバチンと高めの音が響く。昼間なら大丈夫だけど深夜に発狂譜面はやめておいた方がよさそう。
・高さがありすぎて机の上に置いてプレイすると押しにくい。膝の上に置いてやると丁度いい感じになる。中身は余裕があったので半分ぐらいの高さでも多分大丈夫。
音に関してはM10のゴムワッシャーをボタンの中に入れて静音化する方法があるそうなので、また試してみる予定。
色々改善点が見えて既に作り直したい欲が出てきていますが、とりあえずは安価で自宅でDPがプレイ出来るようになったので満足です。
まとめ買いした基盤があと2つ余っているので今度はこれでアケコンを作る予定。
また作れたら(完成するとは言っていない)記事にしようと思います。